いま全国の多くの地域で、統廃合による廃校が急速に増えているそうです。
この12年間に、小中高合わせて5,801校が消えました。
中でも小学校は、その半数を遥かに超える3,788校を占めています。
廃校後も地域の拠点となって生かされている、岡崎市立千万町(ぜまんじょう)小学校を訪ねました。
5年前の廃校式で当時教頭だった荻野嘉美先生は閉校式と呼び、またこの学校に子どもたちの声が響くことを願っておられました。
荻野先生は昨年、定年退職。現在「心のふるさと千万町楽校」のリーダとして
住民たちによる「新しい地域づくり」に取り組んでいます。