2冊の新刊

d0074731_1595829.jpgd0074731_158980.jpg長年お付き合いをさせていただいている新海均さんの新刊「深沢七郎外伝」と、伊達政保さんの新刊「昭和40年代の激動文化」。
新海さんは月刊「宝石」の編集部にいらした時代に、伊達さんは「同時代批評」のつながりでお世話になった。この2冊の出版パーティーに参加。いずれも盛大な会で、新海さんのほうは白石かづこさん、ねじめ正一さん、志茂田景樹さんの、伊達さんのほうは山下洋輔さん、三上寛さん、パンタ(頭脳警察)さんの挨拶などがあり、どこか懐かしい時代のにおいを感じた。
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# by sanaka-okamoto | 2012-04-02 02:01

「海に沈んだ故郷」について

d0074731_1328381.jpg5月に取材でお世話になった波の研究者・掘込智之先生の調査に同行させていただき、東日本大震災の被災地を回った。先生の自宅を訪ねたが土台が残っているだけ、集落は壊滅状態。「被災された体験を後世に伝えていくのが自分の使命」と語っていた先生の本が出版された。タイトルは「海に沈んだ故郷」(連合出版)。
「東日本大震災の地震・津波によって故郷は壊滅し、1m近い地盤沈下で土地そのものが海に沈んでしまった。もう帰れない故郷。誰を恨むことも、誰に賠償請求することもできない。北上川河口に住んでいた波の研究家による、自分自身の地震・津波被災体験。救出されるまでの自身の体験記録と住民の証言、現地調査、津波実験から、今回の被災の全容を科学的に解明する」内容。奥様の光子さんとの共著だ。

震災前から取り組んでこられた模型を使って「津波の仕組みと恐ろしさ」を子どもたちに伝えるベルマークの出前授業も、日本海の海沿いの小学校から再開されたようだ。
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# by sanaka-okamoto | 2011-11-07 13:33

感動した映画

いま「ちづる」という映画が話題になっている。ぴあの満足度調査によると、三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』を上回り「ちづる」が一位に。
自閉症の妹を持つ兄(監督・赤崎正和)が描くドキュメンタリー映画。家族にとってははかり知れない葛藤なのだろうが、見終わった後、温かな余韻が残る。映画館を出るとき、まっすぐで純粋な気持ちになったのは何故か・・
以前見た知的障害者をテーマにしたフランスのドキュメンタリー映画と同じ感銘を受けた。
ポレポレ東中野と横浜ニューテアトルで上映中。12月からは全国各地で上映される。この映画の製作は、あの「蟻の兵隊」の池谷薫監督。ぜひ、ご覧ください。
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# by sanaka-okamoto | 2011-11-07 13:03

2011年、夏、福島

d0074731_20505531.jpgd0074731_20501919.jpg「地上」9月号の表紙にご登場いただいた菅野瑞穂さんの農場「あぶくま高原遊雲の里ファーム」を訪ねました。福島には人が寄りつかないという風潮の中、今も菅野さんのもとにはさまざまな人たちが集まってきます。訪ねた日も、大学生、ジャーナリスト、映画監督、放射能測定器の会社の方、浪江からの避難者、飯館村での除染活動の後に立ち寄った大学教授・・・。皆で採れたて野菜と流しソーメンをいただきながら、意見交換をしていました。父親の正寿さんは、放射能汚染の実態調査をしながら安全な農産物を提案していく「里山再生復興プロジェクト」を計画中。福島の農業の“道しるべ”とも言われています。参加した学生の中には、親の反対を押し切って福島に来たという人もいました。菅野さんが飯館村の農家から託され育てたという花を、皆で山頂の畑に摘みに行ったときに見た安達太良山は、本当に美しかった・・。
「『2011年。夏、福島』再生への助走」のタイトルで「地上」11月号(家の光協会)のグラビアで紹介されています。
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# by sanaka-okamoto | 2011-10-22 20:53

子ども剣舞

8月に訪ねた大船渡市越喜来の浦浜念仏剣舞に参加した子どもたちです。新盆の家を回りながら供養と鎮魂の舞を披露します。例年は20軒ほどだそうですが、今年は100軒近いと世話人の古水力さんが教えてくれました。東日本大震災の犠牲者がいかに多かったかがわかります。縁側に置かれた位牌に「3月11日に死亡」と刻まれたものをいくつも見ました。剣舞の指導や保存にあたってきた古水さんは、「お面も太鼓も衣装も津波にもっていかれたけれど、たくさんの支援者のおかげでお盆に舞うことができた」と。犠牲者の方々が成仏できますように・・と祈りながらの旅でした。
農文教の「のらのら」(「食農教育」の新装刊)秋号に掲載されています。
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# by sanaka-okamoto | 2011-10-22 20:19

ご無沙汰です

ブログは苦手だが更新していないと
何やってる!元気でいるのか!仕事しているのか!
とよく聞かれるので最近の情報を書き込みます。
4年間ほど月1回ペースでお世話になっていたサンデー毎日の
クローズアップ欄も4月で終了しました。
長い間自分の好きなテーマを担当させていただきありがとうございました。
この半年でいろんなことありました、わたしはちょっと病気をしてしまい入院しましたが、今は元気で仕事してます。
なんといっても3月の東日本大地震。
宮城が実家ということで多くの方から心配の電話を。
内陸なので大きな被害もなかったようです。
多くの親戚や友人が石巻や女川に住んでいるのですが、
犠牲者なった人はいないですが、家を失った人が何人かいます。
私が震災の写真を撮るようになったのは被災地からではなく
東京からでした。
護国寺で開かれたダライラマの法要。境内には人が溢れるほど集まりました。
東電本社への市民の抗議デモ、若い女性たちが目に付きました。
長い間連絡とれなかったのが旧北上川河口に住む知り合いの堀込智之先生です。
この一帯は集落がほぼ全滅といわれていましたので
落胆するしかありませんでした。
2ヶ月たってからやっとネット上で元気でいることがわかりました。
早速連絡すると津波に跡の調査に乗り出しているということでした。
一緒に歩きませんと言われ2ヶ月たって始めて被災地に旧北上川、石巻、南三陸などを回る。海岸近くの小さな集落でも被害を受けないところも。古い集落で昔の人は津波が来ないことを知って集落をつくった古い村だという。
女川高校の生徒さんと波の力を地域の産業に生かせないかと30年間に渡って研究を続けてきた先生である。定年退職後は波の実験道具を小学校に持ち込み子どもたちに津波に怖さを伝えてもいました。被災した相川小と女川第4小で昨年出前授業してます。
私の家も全部ながされました。土台しか残っていない自宅前で津波がどうふるまったのか調査し後世に伝えていくのが私の宿命でしょうと語っていました。
先生を取材した記事を「ちゃぐりん」9号に掲載してます。
秋には掘込先生の体験が連合出版から書籍として出版されるそうです。

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# by sanaka-okamoto | 2011-08-27 00:52

お久しぶりです

すっかりご無沙汰してしまいました。
今年もあと1日。
今年もたくさんの皆様にお世話になりました。
ありがとうございました。
来年は、定期的に更新したいと思っております。

2010年
取材を通して出会った人たち

○酪農家を救いたい!と全国行脚をスタートさせた
ミルク082(おやじ)

○376年の時を越え、伝統を守りつつ挑戦し続ける結城座12代目
結城孫三郎さん
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○自然に畏敬の念を抱きながら巨木と格闘する空師
熊倉純一さん
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○「銀ブラしながらお花見できたら最高」と緑化部を立ち上げた
銀座のママたち(銀座社交料飲協会)

○水流をエネルギーに変えたいと試行錯誤する水車大工
萩原重信さん、

○「人間の美意識に国境はない」と言い切る盆栽作家
小林國雄さん&ピーター・ウォーレンさん。

○ケニア・ナイロビのスラムで活動する「チャイルドドクター」代表
宮田久也さん
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○時代の世相、庶民の叫びを神々に伝える「雪まつり」を守る
新野の人々

(「サンデー毎日」クローズアップ欄に掲載させていただきました)


●取材で出会った子どもたち

○幼児期に欠かせない貴重な体験を提供する「風の子の家」の
子どもたち
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○薮田グリーンファームが主催する「親子きのこ鑑定団」に参加した
子どもたち
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○「楽竹団」の指導のもと、竹楽器づくりに挑戦した
子どもたち
(「食農教育」連載「郷童」に掲載させていただきました)

鎮魂と平和への祈りを込めて描く。長崎県・銭座小の
子どもたち
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(「週刊金曜日」に掲載させていただきました)


今年も「中国の子どもたち」の写真展を開催。
主催していただいた感覚ミュージアム(宮城県大崎市)の皆さん
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○木更津社会館保育園園長・宮崎栄樹さんのコラム「里山保育の子どもたち」(10回連載)に写真を掲載していただきました。共同通信社配信、全国15紙にて連載
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地上(家の光協会)表紙&夢人
農業の若き女性後継者たち
岡山の牧野さゆりさん。ぶどう農家
青森の成田千秋さん。りんご農家
山形の山口幸恵さん。きゅうり農家
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# by sanaka-okamoto | 2010-12-30 23:54 | 近況報告

週刊金曜日に「里山っ子たち」

昨年10月に刊行した「里山っ子たちが行く!」(農文協)。その撮影のために2年間通い続けた木更津生活館保育園が、現在発売中の「週刊金曜日」(4月30日、5月7日合併号)に掲載されています。記事のタイトルは「里山でとことん遊べ」。本では使用しなかった写真も掲載していますので、ぜひご覧ください。
写真を選びながら「危ないからと、ナイフ、ケンカ、焚き火などを子どもの周囲から取り上げたのは、日本の教育界の失敗だ」と語っておられた宮崎栄樹園長の言葉と再び向き合いました。
「里山っ子が行く!」は、開催中の写真展会場・感覚ミュージアムにも置いてあります。
中国の子どもとあわせて日本の子どもたちもご覧ください。
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# by sanaka-okamoto | 2010-05-04 08:29

「中国のこどもたち」の写真と二胡の音楽

感覚ミュージアムで開催中」の写真展の会場で流れている音楽は、二胡奏者ジャー・パンファンさんのCD「遥」です。
以前、私の写真を見ながらジャーさんのCDを聴かれた方から、「中国大陸を本当に旅しているような気分になった」との言葉をいただきました。
ジャーさんには音楽雑誌「ムジカノーヴァ」の取材でお目にかかったことがあったので、事務所に連絡すると、すぐに快いお返事をいただくことができました。
CMやテレビのドキュメンタリーなどでもよく使われていますから、一度は耳にしたメロディーがきっとあるはずです。
写真とともに、ジャー・パンファンさんが奏でる二胡の美しい響きも、会場でご堪能ください。d0074731_2141148.jpgd0074731_2134457.jpg
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# by sanaka-okamoto | 2010-04-28 21:08

感覚ミュージアム「中国の子ども」写真展

d0074731_14292333.jpg写真展はすでに始まっているのに足りないものを発見。会場に張る撮影地を示す中国地図だ。急いで探して本日発送。お許しください。

うれしいことに、マスコミ各社が取材にきてくださっています。毎日新聞の方とは直接お会いすることでき、大きな記事を掲載していただきました。
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100420ddlk04040011000c.html

「読売新聞、河北新報、NHK、宮城テレビも取材に来ましたよ」とミュージアムの方から知らせが入ったのは、その翌日。私は仕事の都合でオープン当日は東京に戻っていたため、お目にかかることができず、とても残念でした。みなさま、申し訳ございませんでした。

お客様の反応はどうだろう・・・東京で仕事をしながら会場のことが気になる今日このごろ。

5月5日(子どもの日)には感覚ミュージアムにうかがいます。11時、14時の2回、「今求められている子ども達の原風景」というタイトルでお客様とのトーク・イベントも予定していますので、ぜひ、足をお運びください。私を見かけたら、気軽に声をかけていただけるとうれしいです。

会場には、話題の「里山っ子が行く!」(農文協刊)も置いています。中国の子どもと日本の里山っ子たちの共通点は? 探してみると面白いのではないでしょうか。
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# by sanaka-okamoto | 2010-04-23 14:30