「後継neo」の9回目は、千葉県成田市のうなぎ料理店「駿河屋」7代目、木下塁さんです。
成田山の山道で200年続いた家業の旅館を、うなぎ料理専門店に変えた7代目。果敢な改革に挑戦した木下さんを取材させていただきました。
うなぎのさばきから、串刺し、焼きと、もくもくと働く職人の様子が通りからも見えます。立ち止まってその仕事ぶりを見つめる観光客の中には、外国人の姿も。冷凍ではない質の良いうなぎを食べたいという客で、店は平日にもかかわらず大変賑わっていました。
うなぎの資源問題や職人不足などの問題を抱えながらも、木下さんは日本の伝統食文化である「うなぎ料理」を守り通していく、と力強く語っていました。若い職人も多く、木下さんのあつい思いは、彼らにも確実に引き継がれていくことと思います。