「海に沈んだ故郷」について

d0074731_1328381.jpg5月に取材でお世話になった波の研究者・掘込智之先生の調査に同行させていただき、東日本大震災の被災地を回った。先生の自宅を訪ねたが土台が残っているだけ、集落は壊滅状態。「被災された体験を後世に伝えていくのが自分の使命」と語っていた先生の本が出版された。タイトルは「海に沈んだ故郷」(連合出版)。
「東日本大震災の地震・津波によって故郷は壊滅し、1m近い地盤沈下で土地そのものが海に沈んでしまった。もう帰れない故郷。誰を恨むことも、誰に賠償請求することもできない。北上川河口に住んでいた波の研究家による、自分自身の地震・津波被災体験。救出されるまでの自身の体験記録と住民の証言、現地調査、津波実験から、今回の被災の全容を科学的に解明する」内容。奥様の光子さんとの共著だ。

震災前から取り組んでこられた模型を使って「津波の仕組みと恐ろしさ」を子どもたちに伝えるベルマークの出前授業も、日本海の海沿いの小学校から再開されたようだ。
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by sanaka-okamoto | 2011-11-07 13:33
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